5年待ちの天使のパン

5年どころか、いまや“6年半”待ちとウワサされる「天使のパン」。そこまで人気の秘密は、オーナーの温かなハートにありました。

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5年待ちの天使のパン

心から癒される、まるで天使からの贈り物


多以良泉紀(たいらみずき)さんが1度にひとつだけ手づくりする、北鎌倉の「天使のパン・ケーキGateau d’ange(ガトー ダンジュ)」には、たくさんの手紙が届くといいます。


「天使からの贈り物のよう」、「癒されました」、「優しい気持ちになりました」など、ほとんどがパンやケーキの優しさに感動したお客さまから感謝のお便り。身体に優しく安全な素材を吟味し、食べるひとの笑顔を思い浮かべながら焼かれるパンやケーキには、「食べたひとに幸せになってもらいたい」という多以良さんの強い願いがこめられています。


「苦しみのなかに光を見つけられると、“生きる力”が湧いてくる」と言う多以良さんはもと競輪の花形選手でした。ところが05年、絶頂期の30歳で、レース中にほかの選手の落車事故に巻きこまれ脳と頸髄を損傷。医師から一生寝たきりになるかもしれないとまで宣告された大けがでしたが、その後懸命のリハビリで奇跡的に回復を果たし、リハビリのためにつくりはじめたパンやケーキが評判となって現在に至っているのです。


多以良さんはいまも高次脳機能障害、左脚下麻痺を抱えながら、妻の宇佐美総子さん(舞踏家)とともに心が癒されるようなパンとケーキをつくりつづけています。


5年待ちの天使のパン